


子育て歳時記
- 夏休みが終わって9月になったら、一カ月遅れで夏がやって来たような暑さです。お身体元気ですか?
夏風邪ひくと結構つらいですからね。ところで、今年の海の家は散々だったようです。プレハブの休憩所を解体している海辺で、大勢の人が泳いでいる皮肉な模様がTVに写っていました。いくら暑くても9月はそういう時期じゃないって事ですね。
- 8月に暑いと、子ども達も夏休みですから、海に行ったり市営プールに行けるのですが、市営プールは8月いっぱいでパッタリ閉める。だいだい採算が合ってやっているわけじゃないから、早く閉めたいのはあたりまえですね。海の家も9月になったら閉めます。時期を逸したら商売にならないって事です。そういう事で今年は子ども達も海へ行ったりプールへ行ったりした回数は少なかったと思いますが、今の日本の社会って子どもの生活において、今年の冷夏現象を普段から作り出しているんじゃないだろうか…。せっかく外で遊べるいい時期も勉強だ塾だ、そして本来なら遊びの部分のサッカーまで教室に入れてしまう。基本を教えてくれたり、テクニックや戦術を教えるのもいいんですが、遊びの中で○○君はこういう時はやたら強いとか、あそこが弱いから…という、観察する能力を養う事が大事な事だと思うんです。
- 子どもを育てるにも旬があると思います。旬の時期を逃すとやはり良い子に育たないでしょう。麦なんかわざわざ寒い時に上から踏みつけるでしょ、そうしないと強い良い麦は収穫できない。子どもの教育や子育てにおいて今、麦踏みにあたる事をしているだろうか?
体罰なんかはそんな時代じゃないと言うが、そんな時代じゃないっていう立派な教育をしているの?
言って分からない子にはそれなりの教え方をしないと分からない。体罰を入れなくても分からせる為には、幼児教育からしっかりしないと絶対に無理です。学校や幼稚園に入れる前の教育が出来てないから、乱れた生活を送る。そうして、放っておけない真面目な先生が体罰をくわえると大騒ぎ、確かに性格に問題のある先生もいますが、就学前の親の責任だと思う。
- ささいな事だがスーパーで子どもがお菓子を手に取る。レジを通っていないのに、開いて食べさせる。店員に注意されると「お金を払えばいいんでしょ」っと食ってかかる親のなんと多い事か。よくこの話は聞くし、自分でも見た事がある。バスの中で子どもが好き勝手に遊んでいる。さすがに気がひけるのか注意をする親。しかし、叱り方が悪い。「○○チャン、運転手さんに怒られるわよ」とか、「こわいおじさんに怒られる」なんて事を言う。そうじゃなくて、「バスは公共の乗り物で他の人に迷惑がかかるでしょ、だから静かにしてなくちゃダメなの」と教えなくちゃならないのに、放っておいて見かねた方が注意をすると、「ほら、怒られた。怖いおばちゃんがいるでしょ」では、体罰なしで分かる子に育ちませんな。よく言われるように子どもは親のコピーなんですから、たまにトンビがタカなんてこともありますが、なんにしても子どもは親の姿を見て育つのですから、子どもを変えようと思う前に親が変わらなきゃね。
- 9月も後半に入り、夏休みが終わって、あんまり勉強が好きじゃなくてイヤイヤ学校へ行ってる状態の子どもさんもいると思います。学校へ行きたくないと思っている子は、何か親に対してシグナルを送っているかもしれません。見逃さないで話を聞いてあげましょう。決して物分かりのいい親ぶって放任はだめですよ。