天理教愛昭分教会



カナダからの手紙
- つづき…朝と夜の72歳のおばあちゃんの手伝いの説明に移ります。
- この小屋では、赤ちゃんヤギから約4段階の成長過程の比較的若い雌ヤギの世話が行われています。ヤギは生まれて暫くして立つことができ(10分もかからないと思います)、排尿したのを見たときは、感動、感心しました。このような赤ちゃんヤギに哺乳ビンでミルクを与えたりします。赤ちゃんの顔は本当にかわいい!(人間も含む)
- ヤギ達にミルクや干し草、エサ(小麦やコーンを混ぜたもの)を与えるのですが、全てオーガニックです。10頭ぐらいのヤギから乳を搾り、赤ちゃんやまだ若いヤギに与えます。仕事内容は簡単なのですが、段取りや順序タイミング等がとにかく初めてのことばかりなので、うまくできなかったのは言うまでもありません。おばあちゃんに怒られたり注意されながら、1週間ぐらいたちやっと一通り自分のやるべき仕事を覚えたので、部屋に帰って紙に書いて、すべてをイメージしました。イメージトレーニングはこんな時にも役に立つのです。イメージトレーニングした次の日、素晴らしい仕事ぶりを発揮し、めでたし、めでたし。
- おばあちゃんは私をほめてくれ、英語を教えてくれたり、いろんな話をしてくれるようになりました。私は日本で牛乳を好きなだけ飲みながら、その牛乳が牛から出たものだという当たり前のことを忘れてしまっていたのです。ですからこの農家に来て、ミルクは勿論、チーズ、ヨーグルト等の乳製品、大変な手間と苦労の結晶なのだということを(オーガニックはさらに大変)おもい知りました。
- Cannadaに来て約2カ月(英語力は、生後2カ月の赤ちゃんと同じ)が経とうとしていますが、何が鍛えられたかって、英語力ではなく想像力と観察力です。なんせ私の英語力はかなり低いのですから…。けれどもありがたいことに、皆さん普通に英語で話かけて下さるのです。こうなったら、聞き取れた英語を並べて自分でstoryや内容を想像するしかありません。さらに、顔の表情やゼスチャーを観察して、想像力にプラスすると話の内容の1/3〜1/2は分かります。全く分からない時もありますが、とにかく理解しようとすることに意義があるんです。食事の時など家族の皆さんが笑顔で話しているのを聞いてる、見ているだけと言ったほうが適していますが言葉が、言葉が分からない赤ん坊に戻った気分がしました。でも顔の表情はものすごいパワーを秘めているとつくづく感じました。手話のニュースを見た時なぜ顔の表情も写すのか疑問に思ったことがあります、その理由が分かったような気がしました。いつもイライラしたり怒ったりすると顔がそうなってしまうのですね。
zoodance