

すごい若者がいるのですネ。都南大祭の夜、ホロ酔い加減でテレビを見ていると、「藤田Jr勇人君」という高校生のドキュメント番組を放映していました。彼のお母さんは脳性小児マヒ、お父さんは障害のある方で、しかも障害者プロレス団体の現役レスラー、彼は小さい頃からお父さんの試合をリングサイドで見て育ち、自分もプロレスラーになろうと決めて"みちのくプロレス"に入門、練習を重ねてプロの試合にデビューしますが、体力も実力も違いすぎて惨敗、一大決心して高校をやめてプロレスの本場メキシコへ武者修行に出ます。その勇人君との別れのシーンでお母さんが号泣しているのを見て思わずジーンと来てしまいました(飲んでいるとつい涙腺がゆるくなるのは年のせいだョとのM代の指摘あり)。17才にしてお父さんお母さんのことがありながら単身メキシコに渡るガッツ溢れるその心意気や良し、頑張れ!
そうした感動を受けた後、育成部の御用をさせてもらうようになり、若い人と話し込む時が多くなり、勉強にもなり、うれしくなって来ます。例えばコミュニケーションが不足して何か問題が起きたとき「何で俺に言って来れないんだ!」と言うのは簡単です。それよりも忙しさにかまけて話し合う時間を取らなかったこちらの姿勢を直して行こうと思う。良く「ホウ・レン・ソウ」と言いますが、これは部下が上司にばかりでなくオジサンが若者に接するのも同じで、私の目指すものや夢、それには個性ある力が絶対に必要なんだということを根気良くしゃべり続けるよう心がけています(もちろん人の話をよく聴くことが前提ですが)。人間とは人と人との間で生きているというと、何を今さらと思われるかも知れませんが、私という「人間」はまわりの人達によって支えられ、成長もし、生かされているのだと改めて思いました。
(金)