天理教愛昭分教会
Heart & Heart

Heart & Heart
-Vol.015-
R170/02/20

編集後記

やっと念願の「初段」を獲得する事が出来ました!!

空手道を志すものにとって(武道を志すものと言っても過言では無いですか?)黒帯は特別なものであると思います。

今回、昇段審査に先立ち、「十人組手」というものを行いました。文字通り十人と組手をするのですが、今回の場合は1人2分間を続けて10人と行うわけで、体力と気力で挑戦しました。途中、四人目までは「今何人目だ」と解っていましたが、その後はそんなこと考える余裕も無く、黒帯の先輩の突き・蹴りを受け、ガムシャラに突き・蹴りを出すだけでした。途中顔に突きが入ったり、蹴りが顔面に入ったり、痛い思いをたくさんしました。

「何故十人組手をやるのか?」始まる前は解りませんでした。最後の十人目の田村館長を迎えた時、館長に対する感謝の気持ちから涙が出てきましたが、「泣くのはまだ早い」と思い直し、館長の胸を借りました。館長が放つ、突き・蹴りの一発一発から気持ちが伝わってくるような気がしました。無事終了したときは涙が止まりませんでした。「十人組手」の意味が解った瞬間でした。厳しさの中に愛がある。そんな師匠の出来の悪い弟子(僕です)に対する愛情をかんじました。

その一週間後、昇段審査の本番が行われましたが、「絶対に初段を獲る!」心から思えたのは、「十人組手」のおかげだと思いました。

その審査で左手の薬指を骨折してしまいました。でも、「審査の前だったら」、「右手だったら」、「足の怪我で動けなかったら」。大難を小難に通らせて頂いたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

今回思った事は、「親」は、我が子かわいいからこそ「試練」を与えて、成長させて下さるのだなぁ、と思いました。 少しでも前向きにいろんな「試練」に向かっていきたいものですね!

→河ベン