

子供は親の思うようには育たず、親のする通り育つと言われます。また、「子供がわからんのやない。親の教えが届かんのや。」とも聞かせて頂きます。親の生き方が子供にすべて流れていきます。特に夫婦の心の治め方。どんな思いを相手にさせてきたか。これが重要です。
おぢばで過ごさせて頂く中で、こんな気持ちの良い素晴らしい若者は、どう育てたのだろうと感心する時がありました。そして、その親の姿・生き方を見聞きすると、“成程”と合点がいくのです。子供はやっぱり親の影響を強く受けていくものなのです。
子供は親の息で育つと教えられます。息にも、育つ息と、育たん息があるそうです。おさしづに、
言葉は道の肥、言葉足納は道の肥へ
と、あります。声は肥。切り口上、捨て言葉、愛想尽かしの息をかけられたのでは育つものも育ちません。逆に、褒め言葉、御礼言葉、お詫び言葉の中で育った子供達の心はすくすくと育ち、感謝や御恩返しがわかり、人救けのできるお道が好きな若者に育っていくに違いありません。何故なら人間は「ああなりたい、こうなりたい」というイメージを求めて生きたいのです。
お道を信仰している親や先輩達が強い志を持って、勇んで本気に生きていれば、後からついてくる者達は安心して自然とこの道に引き寄せられていくことでしょう。子供は道理や理屈には従いませんが、ムードには従っていきます。どんな大変な中でも、日々勇んでいる親や先輩達のムードの中、子供達は必ずこの道の有り難さ・尊さに触れていくことでしょう。現在はなかなか子供や孫達がこの道についてくれないのは、子供ではなく、親自身の生き方に問題があるのではないでしょうか。決して人のせいにせず、まず自分を変えていくこと。自分自身が陽気ぐらしする為に、例えば、「時間を守る」とか「靴を揃える」とか、「人より早く挨拶をする」という些細な実行から始めてみてはいかがでしょうか。
子供はちゃんと親の生き方を見ています。