天理教愛昭分教会
Heart & Heart

Heart & Heart
-Vol.022-
R170/09/20

元の神・実の神

「神様なんか弱い人間が創り出したものだよ。神様の存在を信じている奴の気が知れないわ。」などと、にをいがけ先や信仰を受け入れない人々がよく言われます。

このお道では神様の前に「親」を付け、親神様と称えます。先程の「神様」を「親」に言い換えたならどうでしょうか? 「親なんか弱い人間が創り出したものだよ。親の存在を信じている奴の気が知れないわ。」となってしまいます。このお道で教えられる神様は「人間が創り出した神」ではなく「人間を創り出した親神様」なのです。自分を生んでくれた親を信じられない程、寂しい不安なことはありません。どれだけ立場が出来ても、知恵や学問があっても、権力・財力があっても、自分を生み・育ててくれた親があればこそであります。自分の根である親を否定することは、自分自身の存在さえ否定する事になるのです。

神さんの信心はな、神さんを、産んでくれた親と同んなじように思いなはれや。そしたら、ほんまの信心が出来ますで。
「稿本天理教教祖伝逸話篇104 信心はな」より

親神様・教祖は私達の親でありますから、「お父ちゃ〜ん。お母ちゃ〜ん。」と甘える事も縋っていく事も出来るのです。また、親の方も我が子である私達人間のことを可愛いと思い、常にその子供の幸せと成人をいつまでも願っているのです。

にんけんもこ共かわいであろをがな それをふもをてしやんしてくれ (14号−34)

私達をこの世に生まれ出させて下さったのが「元の神」である天理王命であり、私達の「いのち」を支配して下さっています。例え神様を信じない人であっても皆「元の神」によって創り出され、そして創り出しただけでなく、創造以来、常に変わらぬ不思議なお働きを頂いて、今も私達の身の内に入り込んで御守護下さっている「実の神」によって私達は今日も生かされているのです。

愛昭分教会長 花井基弘
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