天理教愛昭分教会
Heart & Heart

Heart & Heart
-Vol.029-
R171/04/20

80周年のお礼

〜 節 〜

愛昭創立80周年記念祭(4月20日)には、それぞれお忙しい中、遠近を問わず御参拝頂き、親神様・教祖に最も勇んで頂ける「おつとめ」を共々に勤めて下さり、誠に有難うございました。また、この記念祭を迎えるにあたり、神床の御簾を取り替えさせて頂き、拝殿の障子を張り替え、廊下の絨毯等も綺麗にさせて頂きました。皆様方の数々の御真実、厚く御礼申し上げます。

さて、この度の記念祭は「信仰の元一日に立ち返り、おつとめによってたすけ一条のよろこびを味わおう」を合言葉に準備を進めさせて頂きましたが、準備の期間中、教会に繋がる方々に様々な「節」(身上・事情)をお見せ頂きました。身上や事情を頂いた時の受け取り方は様々です。中には「これだけ一生懸命信仰してきたのに何故?」と、神様を恨んでしまうことがあるかもしれません。しかし、このお道の神様は私達の「親」であります。きっと何か深い深い思い、すなわち「親心」があるに違いないことを、私達お道の者は忘れてはなりません。

「節から芽が出る」「節から芽が吹く」という教えは、節を通して、その節が有難いと喜びに変わった時、初めて御守護頂く時の言葉だと思います。私達は節(身上・事情)を頂くと、ついついその節から逃れることばかり考え、お願いします。しかし、その節を通して心を磨くことの方が心の成人の為に、どれだけ大切かということは案外忘れてしまっています。

私自身、今までの節を振り返ってみて、自分を育てて頂く上で必要不可欠だったのだと今痛感しておりますが、その時にはなかなか神様の思い(親心)が分かりませんでした。けれども、毎日々々「おつとめ」をし、多少でも人救けの行いの真似事でもさせて頂きながら、次々に起きてくる様々な節に真正面から向き合い、その節を乗り越えた時、その節の言い知れぬ味わいも分かり、その経験が苦しみ悩む方々をおたすけさせて頂く時、どれだけ大きなおたすけのエネルギーになっていくか知れないのです。

この度の記念祭を通して、それぞれが信仰の元一日に立ち返った時、今頂戴している「節」を、どうぞ生き節にしていって下さい。それには根である「親」にしっかり繋がって、根である親の旬々の声を素直に頂ける「心」にならせて頂く事が大切です。

信仰の元一日は、きっと、しっかりした根に繋がり、素直に親々から流される旬々の声を頂けたと思います。

愛昭の親会長様は「節に生きる」「節を生かす」ということをよく仰られたそうです。「節に生きなきゃただの人」と、黒田節を替え歌にして歌われたそうです。私達もそれぞれの節を命ある限り「一緒に懸命」に向かい合って日々送らせて頂きましょう。

今後とも、どうぞ、お力添え、お心寄せ頂きますようお願い申し上げます。

愛昭分教会長 花井基弘
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