

朝8時。
(母)「さぁ今日は鼓笛だよー。出発ー!!」
(子)「ゲゲェ〜!? 鼓笛? 嫌だしぃ・・・・」
鼓笛練習日の朝は決まってこんな会話をしながら6人の子どもをワゴン車に乗せ、片道1時間以上の道のりを、いざ愛昭分教会へと突っ走る。ただ今4人の子どもが鼓笛でお世話になり、私は子ども以上に張り切って、食堂ひのきしんに精を出す。
自分の子ども時代を振り返ると、南愛鼓笛隊で係員になるまでお育て頂いた私は、我が子以上に鼓笛が大嫌いだった。女のくせに係員にも目をつけられる相当のワルだった。両親にも心配をかけてはいたが、出席日数は誰にも負けなかった。私は音楽的才能にも恵まれていたため、入隊後すぐファイフを吹きこなし、小学4年でピッコロを自在に操っていた(ちょっとオーバー?)。ところがどっこい、我が子ときたら、行進させれば足が合わず、基本のファイフは音が出ない。挙げ句の果てにカラーガードを持たされ、すべての振り付けが時差?といった情けない演技力。しかし、練習が終盤にさしかかると、仲間との別れを名残惜しむ子どもたちの表情がなんとも愛おしくて、抱きしめたくなる。
「鼓笛隊」とは、ただ演奏することだけを教えて頂くのではなく、神様のもとで信仰の素晴らしさ、仲間と一手一つに助け合い、人を思いやる力を自然に学び、身につけさせて頂く、子育て真っ最中の私にとって、なくてはならない活動と言い切ることができる。子どもたちが親になる頃には、今の私のように「鼓笛のおかげで!やっててよかった!」と心から思ってくれることを願う。
さらに欲を言えば、自分が病気になった時のわけを必死で探すのではなく、元気な時こそ元気なわけを一生懸命知ろうとする大人になって頂きたい。
いつも大きな暖かい親心で、陰ながら鼓笛を応援してくださる、会長様、奥様、心からありがとうございます。そして、仕事を持ちながらも、鼓笛の日は必ず食堂ひのきしんをサポートして下さるお母様方、心から感謝しています。そして、直接鼓笛に携わる若き係員の皆様方、できの悪い4人の子どもたちをお育て頂きありがとう!これからもどうぞよろしくお願いします。
最後に、愛する子どもたちへ、お母さんの宝箱に、あなた達の鼓笛の思い出も詰めさせてね! 食堂からいつまでも見守っています。